Electric car in Europe
電車(欧州)
Top runner in electric technology was Germany until the middle of 20th century. I feel much interested in electric cars in Germany before the World War II.
Type Year of production Maker Model maker
DB ET87 1914 TRIX
DR Ci-CiWu29 1930 TRIX
DR ET65 1933 BRAWA
S-Bahn BR420 1972 ROCO
DB ET25 KATO
ICE2 1991 ROCO
DB ET87(TRIX) :1914年.同形式はダブルルーフ客車の中間に小型電動車を挟んだ,ユニークな夕十観の電車として人気が高く,ダブルルーフの屋根,床下のトラス棒,露出した台枠など,古典車輌の有する堅牢なイメージを的確に再現し,本形式の魅力をよく表現している.動力は実車と同様中間車に搭載されており,ロッド付きの2軸を駆動する.各車問の連結はドローバーを用い,ショートカブラー機構が組み込まれている.先頭車の2軸台車はボギー台車同様に画転するようになっているため,急なカーブの通過も問題ない.また,塗装,標記はDB仕様,ナンバーは第5編成(87 05)のものとされた.ちなみに,それぞれの形式は中間の電動車がET87,先頭車がES87a,ES87bとなる.実車はDRG化以前のプロイセン鉄道がシュレジ工ン地方などの都市近郊輸送用として,1914年に3連6本を製造したET831形で,登場時の塗色はクリームと緑のツートンカラーだった.本線用電車としては黎明期の製造だけに,ダブルルーフの屋横,動力車がロッド駆動である点など,いかにも古典的な電車といった雰囲気を持つ.全車が片側ボギー,片側単軸である点もユニークだ.編成はオール3等車の3連で,車体長が約11mと短い中間車が電動車となっている.ちなみに,ロッド付き台車のある部分は機械室となっているため,中間車の定員は14人と極端に少ない.DRG統合後はET87と形式変更され,塗色もクリームと赤の塗り分けに変更された.さらに,第2次大戦後も3本がDBに残り,ニュルンベルグ近郊区間のローカル輸送で活躍していたが,1959年までに全廃となった.
DR ET65(BRAWA):1933年シュツットガルトーミュンヘン間と周辺の地域が電化されたのに伴い導入された電車.最初は,17台の動力車と16台の随伴車で始まったもので,今日のS-Bahnで有りいわゆる近郊線である.戦争で失われたのは僅かであり,戦後も長く1978年まで改良を重ねて使用された.製品はまさにスーパーディテールモデルと呼ぶにふさわしい繊細な出来で,各部の手すりや床下のトラス棒,ドア部のステップなども含めてプラ製である.車体のリベットも美しく表現されており,窓ガラスの平面性も素晴らしい.ディテールを売り物に攻め込んだBRAWA製であり,床下に吊り下げられた電気機器の観察そのものが,興味の対象になる.とにかく細々したものが山のように引っ付いていてよくやるわーである.内部の照明も発売になったばかりの表面実装超薄型発光ダイオードを数珠繋ぎに使用するなど,ハイテク満載.
DB S-Bahn BR420(ROCO):1972年のミュンヘンオリンピックにあわせて近郊線に投入された.動力は2400kW,最高速度は120km/hである.
DB ET25(KATO)
ICE2(ROCO):ICE は最新技術を駆使したドイツ鉄道が誇る高速列車で,最高時速は280Kmで,クオリティーの高い車内設備で快適な列車の旅を提供する.ICE1とICE2の見分け方は一見難しいが,ポイントは電気機関車部分の鼻に連結機能があるかどうかで,鼻の部分に縦線が一本入っているのがICE2.つまり,ICE2は2編成を連結できる.
Komai Railway